傷まないお弁当の、お手本になる作り方をご紹介します。10個のポイントを守れば安心・安全です。
作り手は特に、お弁当の安全が気になりますよね。梅雨時期、夏場はもちろん、傷まないお弁当にするにはどうしたらいいか?悩むところです。
栄養士の私が普段実践している作り方と、傷まないお弁当に最適なグッズもご紹介しますので、ご覧くださいね。
傷まない【お弁当】のお手本になる作り方!忙しい朝に使える10個のポイント
傷まないお弁当の作り方、10個のポイントをご紹介しますね!初めはこんなにあるの?と思うかもしれませんが、大切なことです。
それに、慣れればどうってことなくできるようになりますから、ご安心くださいね!
30秒手を洗う
朝起きて、まずは手洗い。ハッピーバースデーの曲を2回続けて歌いながら、手洗いしましょう。
手洗いで雑菌を除去するには、30秒が効果的と言われているようです。
ハッピーバースデーの曲を続けて2回歌うと、30秒くらいになります。目安として最適なので、お試しくださいね。
楽しく歌って洗い終われば準備完了です。
弁当箱を清潔に・消毒する
前の日に洗ってあるとは思いますが、綺麗なフキンで拭くのは条件です。何日も同じフキン使っていませんか?フキンはこまめに替えましょう。
それと、弁当箱の中を70度以上のアルコール消毒をするのは清潔を保つのにとても効果的です。
アルコール濃度の高いウォッカでも良いのですが、「パストリーゼ77」はスプレータイプですし、使いやすさからしてもおすすめです。
プロの料理人やパティシエも使う信頼性の高いスプレーです。これをシュシュッと吹きかけるのがおすすめです。
冷めてから盛り付ける
傷みにくいお弁当を作るには、おかずやごはんが完全に冷めてから盛り付けましょう。
食べ物は、ぬるい状態で温かい気温の中にお弁当を置いておくのが、一番危険です。
冷める時間を短縮させるには、作ったおかずを冷蔵庫に入れてしまうのがおすすめ。私がいつも主人のお弁当作る際に、やっている方法です。
ご飯はお皿を濡らして(くっつかない為)広げて冷蔵庫に入れればすぐに、冷めます。
おかずも熱々のまま、バットに広げて冷蔵庫に入れればとても時間短縮になります。バットはホーローだとさらに冷めやすいです。
電気代を心配されるかもしれませんが、私は待っている時間がもったいないので、そこはよしとしています。
素手は使わない
素手は使わないようにしましょう。詰めにくいと素手でやってしまいたいのですが、雑菌を防ぐには菜箸等で詰めるのがおすすめです。
菜箸やスプーンなどにも「パストリーゼ77」をシュッとしておけば安心ですね。
全て加熱する
例えば、ハム、ちくわ、さつま揚げなどの加工食品は、生で食べられるものもありますが、茹でたりして火を通す方が傷まないです。
火を通して冷ましたものを入れましょう。
生野菜は使わない
生野菜はとても傷みやすいので、使わない方がいいです。仕切りに使うレタス類も避けましょう。
もし使うとすれば、切らないミニトマトであればOK。その際は雑菌の多いヘタは必ず取って下さい。洗ったものをよく拭いて詰めましょう。
ミニトマトのヘタの雑菌については、学校に入ってすぐに授業で教わる基本の項目です。覚えておきましょう。
水分をよくきる
どの食材でも、水分をよくきることが大切です。
茹でたブロッコリーなどは、キッチンペーパーでよく水気を拭いてください。
肉じゃがなどの煮物も、お皿やバットにキッチンぺーパーを敷き、その上に広げて水分を除いてから詰めると傷まないです。
ほうれん草や小松菜の和え物も、ぎゅっと水分をきった後、調味料と一緒に、水分をよく吸う鰹節で和えれば完璧です。
おにぎりはラップで作る
おにぎりの作り方は、ラップで握るのは鉄則です。
洗っている手でも、素手で握るのは危険。雑菌を防ぐにはラップを使いましょう。
シンクの上で塩を振れば、塩が飛び散っても安心です。
保冷剤を使う
保冷剤を使うことも、とても有効な方法です。
ただ、保冷剤が大きすぎると、冷たすぎてお弁当がまずいっていうこともあるようです。(主人にそう聞きました。)
基本的には、1段弁当の場合、お弁当の大きさの3分の2以上の大きさがあれば大丈夫です。
抗菌シートを乗せる
「抗菌シート」
知っていますか?最近話題になって、使う人も増えてきました。
これをお弁当の上に乗せるだけで、雑菌が増えるのを抑えてくれます。
手軽で、忙しい朝でも使いやすいですよね。
もちろん、ここまで案内したお弁当の作り方を実践してこそ、効果があると思います。
傷みにくいお弁当の作り方・慣れれば自然とできる雑菌対策!
傷まないお弁当の作り方。文字で見ると、こんなにあるの~?と思うかもしれませんが、どれも大切なことです。
初めは慣れないかもしれませんが、なぜ?という部分をしっかり頭に入れると、これが自然とできるようになります!
私も初めての時は何もわからないまま、とりあえず保冷剤があればいい!っていうところから始めました。
便利グッズも使って上手に傷まないお弁当作りしましょう!
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