酢の物はお弁当に入れて大丈夫なのでしょうか。
夕飯に作った酢の物を、翌日のお弁当に入れたい時ありませんか?そんな時に、「酢の物は入れて大丈夫かな。」と心配になる人はたくさんいます。
夏も腐らない入れ方と、傷みにくい食材の選び方、傷みにくい酢の物のレシピについてお伝えします。
夕飯に作った肉じゃがもお弁当に入れられます。汁気を防ぐ驚きの方法はこちらを参考にされてください。

酢の物をお弁当に入れても大丈夫?夏も冬も腐らない入れ方
酢の物は、お弁当に入れて大丈夫なんです。
私は毎日お弁当を作りますが、酢の物を入れて主人が一度もお腹をこわしたことはありません。
ただ、酢の物を入れる時にはポイントがいくつかあるのでご紹介しますね。
水分をできるだけ絞る
例えば、きゅうりは歯ごたえを残した切り方よりは、スライサーで薄くスライスして塩もみした方が食材の水分が抜けます。
それに、甘酢で和えた酢の物は水っぽいと思うのですが、お弁当に入れる時は水分をきってから入れてください。
手で絞ると雑菌が増えるので、キッチンペーパーの上に広げたり、カップに入れた後カレー用のスプーンで押しても良いと思います。
お弁当用のカップに必ず入れる
お弁当に水分は大敵です。
傷むのは、食材から水分が出て他のおかずに移ったりごはんに移ってべちゃっとするからなんです。
水分をしっかり絞ったとしても、もともと水っぽいお惣菜なので、必ずお弁当カップに入れてから、お弁当に詰めましょう。
ハムや練り物などの加工品は火を通す
ハムやかにかま、さつま揚げなどの加工品を酢の物に使うことがあります。
これらは火を通さなくても食べられますが、あえて火を通してください。夏でも傷むのを防ぐことができます。
酢の物に合う意外な食材についてはこちらをご覧くださいね。

刻んだ梅干しで和える
刻んだ梅干しで和えるのも効果的です。酢の物に使う調味料のお酢と両方でさらに食材を傷みにくくすることができます。
梅干しは、触れた周囲の食材を傷みにくくする作用があるんです。細かく刻んで和えて全体をコーティングすれば、さらに強力です。
生ものは避ける
タコなどの生ものは避けてください。
酢をつかっているから大丈夫だろうと考えがちですが、そうではありません。
夏だけではなく、冬もお弁当に生ものは厳禁ですよ。
一緒にいれたご飯を完全に冷ます
1段弁当だったら一緒にご飯を詰めると思うのですが、そのご飯は完全に冷めていますか?
温かいごはんを入れて蓋をすると、お弁当の中の温度が上がってぬるい状態になり、最も雑菌が増えて傷みやすくなります。
ご飯は完全に冷ましてから入れましょう。
特に急いでる時には、ご飯が冷めやすい弁当箱が便利です。こちらも合わせてご覧ください。

保冷剤の適量を必ずつける
夏場のお弁当に、保冷剤は必須です。
ここでポイントがあるのですが、適量を入れるということです。たまに保冷剤が小さすぎて心配になる人がいます。
適量というのが難しいかもしれませんが、初めはご自分が思う多めを入れてみてください。
その日家族が帰ってきたらどのくらい冷えていたか聞いて、翌日からの保冷剤の量を調整すれば大丈夫です。
目安としては、1段弁当だったら、お弁当箱の2/3程度の大きさの保冷剤を付けてみてください。
保冷剤には保冷バッグもお忘れなくつけてくださいね。
傷みにくい酢の物の食材の選び方
火の通っていない食材は避けた方が良いでしょう。先ほども紹介しましたが、お刺身など生もの類です。ワカメや、大葉や茗荷の刻んだものも避けます。
時間が経つと水分の出やすい野菜も避けてください。オクラやもやし、トマトは向いていません。

傷むのは水分が原因だからね!
ハム、かにかま、さつま揚げなどのそのまま食べられる加工品は、火を通せば使えます。キャベツや人参や大根も千切りや薄切りにすれば食材の水分が抜けやすいです。
これらは塩もみして食材の水分を出して、ぎゅっと絞った後に、調味料で和えれば大丈夫です。
夏も冬も傷みにくい酢の物レシピ5選
夏も冬も傷みにくい、酢の物のレシピ5選をご紹介します。
どれも簡単なのでお試しくださいね。
▼にんじんのごま酢和え▼

すり胡麻ポイントのシンプル美味しいレシピです。
▼キュウリとシラスとニンジンの酢の物▼

シラスを湯通しして使えば傷みにくいです。
▼ささみときゅうりの中華風酢の物▼

ささみでボリュームアップ、ごま油が香ばしいレシピです。
▼大根の酢の物▼

鷹の爪でピリリと辛く、スライサーを使うレシピです。
▼春雨の中華風酢の物▼
ハムは火を通してください。調味料を吸った春雨が美味しそうです。
酢の物はお弁当に入れられる!選ぶ食材と水分を絞るのがポイント
酢の物はお弁当に入れられます。
お弁当に不向きだという声もありますが、我が家では主人は一度もお腹をこわしたことはありませんし、お弁当に入れるためには傷まないようにするポイントを抑えれば大丈夫なんです。

何でもいいってワケじゃないよ!
選ぶ食材や、水分をできるだけ絞ったり、キッチンペーパーで取り除くことを意識してみてくださいね。
お弁当に入れられるか調べるような、健康意識の高い方には、安心安全な食材の宅配サービスもおすすめです。
送料無料のお試しセットも是非チェックしてくださいね。

夕飯のおかずとして作った酢の物をお弁当にも使えれば、時短にもなります。
食べる人が飽きないような工夫もして、翌朝のお弁当作りに活用してくださいね。