酢の物はお弁当に入れて大丈夫なのでしょうか。
夕飯に作った酢の物を、翌日のお弁当に使いたい時ありませんか?そんな時に、「入れて大丈夫かな。」と心配になる人はたくさんいます。
酢の物を入れる時のポイントや、夏も腐らない入れ方と、傷みにくい食材の選び方、傷みにくい酢の物のレシピについてお伝えします。
夕飯に作った肉じゃがもお弁当に入れられます。汁気を防ぐ驚きの方法はこちらを参考にされてください。
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酢の物をお弁当に入れても大丈夫?夏も冬も腐らない入れ方
酢の物は、お弁当に入れて大丈夫です!
私は毎日お弁当を作りますが、時々酢の物を入れることがあります。
ただ、酢の物を入れる時にはポイントがいくつかあります。
酢の物と言うと、わかめやきゅうりの酢の物がイメージ出来ますが、ちょっとそのイメージとは異なりますのでご紹介しますね。
水分をできるだけ絞る
甘酢で和えた酢の物は水っぽいと思うのですが、お弁当に入れる時は水分をきってから入れてください。
手で絞ると雑菌が増えるので、キッチンペーパーの上に広げるか、手袋をつけて絞ると衛生面も安心です。
お弁当用のカップに必ず入れる
お弁当に水分は大敵です。
傷むのは、食材から水分が出て他のおかずに移ったりごはんに移ってべちゃっとするからなんです。
このカップは水分と油を吸収する優れもの。お弁当が傷みにくいです。
水分をしっかり絞ったとしても、もともと汁気があるお惣菜なので、必ずお弁当カップに入れてから、お弁当に詰めましょう。
その他のお弁当作りに最適なグッズも、是非ご覧ください♪
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ハムや練り物などの加工品は火を通す
ハムやかにかま、さつま揚げなどの加工品を酢の物に使うことがあります。
これらは火を通さなくても食べられますが、あえて火を通してください。
小さな鍋やフライパンで湯を沸かして20秒ほど茹でればOKです。私は一人用の卵焼きフライパンでやっています。
夏でも傷むのを防ぐことができます。
刻んだ梅干しで和える
細かく刻んだ梅干しで和えるのも効果的です。酢の物に使う調味料のお酢と両方でさらに食材を傷みにくくすることができます。
梅干しは、触れた周囲の食材を傷みにくくする作用があるんです。細かく刻んで和えて全体をコーティングすれば、さらに強力です。
生ものは避ける
刺身やタコなどの生ものは避けてください。
酢をつかっているから大丈夫だろうと考えがちですが、そうではありません。
夏だけではなく、冬もお弁当に生ものは厳禁ですよ。
一緒にいれたご飯を完全に冷ます
1段弁当でも2段弁当でも、そのご飯は完全に冷めていますか?
温かいごはんを入れて蓋をすると、お弁当の中の温度が上がってぬるい状態になり、最も雑菌が増えて傷みやすくなります。
2段弁当だと重ねた時に温かさが移ってしまいます。
ご飯は完全に冷ましてから入れ、蓋を閉めましょう。
急いでる時には、ご飯が冷めやすい弁当箱だと時短できます。我が家の愛用品です。
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保冷剤の適量を必ずつける
気温が暖かくなってきた頃や夏場のお弁当に、保冷剤は必須です。
ここでポイントがあるのですが、適量を入れるということです。たまに保冷剤が小さすぎて心配になる人がいます。
適量というのが難しいかもしれませんが、初めはご自分が思う多めを入れてみてください。
その日家族が帰ってきたら「どのくらい冷えていた?」と聞いて、翌日からの保冷剤の量を調整すれば大丈夫です。
私は1度だけ夫に「冷えすぎていて米がまずかった」と言われましたが、それ以降は適量を掴みました!
目安としては、1段弁当だったら、お弁当箱の2/3程度の大きさの保冷剤を付けてみてください。
保冷剤には保冷バッグもお忘れなくつけてくださいね。
傷みにくい酢の物の食材の選び方
生ものは避けてください。
先ほども紹介しましたが、お刺身などです。ワカメや、大葉や茗荷の刻んだものも避けます。
時間が経つと水分の出やすい野菜も避けてください。きゅうり、オクラ、もやし、トマトなどは向いていません。
傷むのは水分が原因だからね!
ハム、かにかま、さつま揚げなどのそのまま食べられる加工品は、火を通せば使えます。
キャベツ、人参、大根、ごぼう、れんこんは、向いているので、火を通して使いましょう。
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夏も冬も傷みにくい酢の物レシピ6選
夏も冬も傷みにくい、酢の物のレシピ6選をご紹介します。
実は、酢の物のレシピはお弁当向きではないことが多く、検索してもなかなかありません。
そんな中、酢を使って食材に火を通してあるものばかりを集めました!
簡単なものが多いので、是非参考にしてくださいね♪
▼にんじんの即席甘酢漬け▼
人参をさっと茹でて、甘酢に漬けるレシピです。
▼キャベツと昆布のあえもの▼
調味料は3つ。キャベツの酢の物をアレンジしたレシピです。
▼そぼろれんこんの甘酢切り干し▼
れんこんと切り干し大根の食感がくせになります。
▼マスタード香るキャロットラペ▼
マスタードと酢の酸味をきかせたさっぱりしたお惣菜です。彩りが綺麗。
▼たたきごぼう▼
すり胡麻の風味で美味。お正月に限らず普段も食べられるお惣菜で簡単です。
▼大根と人参の酢の物▼
レンジを使って簡単に出来るレシピです。
酢の物はお弁当に入れられる!食材選びと水分を絞るのがポイント
酢の物はお弁当に入れられます。
もし、味が決まらなく悩んでいる場合は、酸っぱすぎることを解消すればいいのかも?こちらの記事も参考にしてくださいね。
酢の物はお弁当に不向きだというイメージがありますが、それはワカメやきゅうりやタコをイメージするからですね。
一番イメージしやすい物は、実はお弁当に向いていません。
お弁当に入れるためには、傷まないようにするポイントを抑えれば大丈夫なんです。
食材をキチント選んで、加熱することだね!
生ものは禁止にして、水分の出にくい食材を選ぶこと。キャベツ、人参、大根、ごぼう、れんこんなどは大丈夫です。
そして、水分をできるだけ絞りキッチンペーパーで取り除くこと。
加熱調理すること。ハムなど加工品は湯通しすることを意識してみてくださいね。
夕飯のおかずとして作った酢の物をお弁当にも使えれば、時短にもなります。
食べる人が飽きないような工夫もして、翌朝のお弁当作りに活用してくださいね。
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