塩鯖の塩分濃度はどのくらいでしょうか?
美味しい!と食べていたのに、ある日、塩分が高い食品だということに気づくことがあるかもしれません。(汗)
塩漬けの魚を食べる時は献立のコツがあり、他の副菜を薄味にするなどバランスをとるのがおすすめです♪
気にせず食べたい!という方の為に、塩鯖の「塩抜き」の方法や、塩分を活かしたレシピまでご紹介します!
このブログは、栄養士で主婦のキキが、料理や暮らしが楽になる情報を発信しています♪
塩鯖の塩分濃度はどのくらい?普通の生鯖との違いは?
塩鯖の塩分濃度は、半身で2.8gとなり、とても高いです!
(半身とは、写真を参照。)↑
塩分摂取量の基準値は、日本人の成人女性で1日6.5g未満ですので、食べる時は「量」に気をつける必要があるんですよね。
いつもは1/2切れのところ、1/3切れに切ったり、味噌汁の代わりに酢の物を付けるなどの工夫をされると、塩分を控えられます♪
ちなみに、成人男性では1日7.5g未満とされています。
塩鯖と普通の生鯖の違いは次の通りです。
●塩鯖 → 水揚げ後、塩水に漬け、干したもの。
製法がまず違いますし、こんなに塩分が高いとなると、かなりの塩分濃度の塩水に浸けてあるはずです。
食感としては、生鯖はふわっとジューシーで、塩鯖はぎゅっと締まっています。
塩分濃度を気にされる方は、塩分チェッカーがあると超便利。こちらはメモリが7段階と細かく、機能的なのにお手頃です。
毎日の味噌汁やスープの塩分を量るのに最適です。
塩鯖を「塩抜き」する方法!
塩鯖の塩分濃度は高い(汗)と気にされる方に、朗報です!
塩抜きする「呼び塩(迎え塩)」という方法があるので、これなら塩分を気にせず食べることが出来ますよ♪
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❶1~1.5%の塩水を作る
❷ボウルやバットに塩水と塩鯖を入れて4、5時間つける
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※水200mlならば、塩は2g~3gでOK。
ボウルやバットを使うといいですね。暑い日は冷蔵庫に入れましょう!
終わったらキッチンペーパーで丁寧に水分を拭き、グリルやフライパンで焼けば完成です。
呼び塩(迎え塩)は伝統の技でして、東京ソルト株式会社のホームページによると、真水で塩分を抜くよりも旨みを残して美味しく塩分を抜く技だそうです。
適度な塩分を残し、余分な塩分が抜けるので、減塩しながら美味しく食べることが出来る、ということなんですね。是非おためしください♪
塩抜きなどの細かい仕事が大変な方には、楽天でレビュー700件超えの「減塩弁当」もあります。
管理栄養士が監修で安心。温めるだけだし、他社と比べて美味しい!という方続出の弁当です。
\この食材も美味しく減塩できます/
塩鯖の塩分を活かした極旨の食べ方6選
塩鯖の塩分濃度を活かした、極旨の食べ方をご紹介します!
どれも無塩なので、ご安心を♪
いつもの塩鯖をもっと美味しく食べたい方や、塩抜きした塩鯖の物足りなさを解消するのに最適です!
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●レモン汁
レモン汁の酸味を足して、爽やかに。ポッカレモンなどの簡単なタイプでもOKです。
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●大根おろし
定番薬味ですが、間違いない味。わざわざ添えることで、見た目も豪華に。
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●七味
振りかけるだけの手軽さがGOOD。辛味を足して、いつもと違う雰囲気に変身。
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●カレー粉をつけて焼く
塩分が入っていないタイプのカレー粉を振って、手やスプーンで塗って焼けばスパイシーな塩鯖に!
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●大葉
千切りにして、焼いた塩鯖にふわっと乗せるだけでも見栄えします。大葉の風味で香り良く食べられます。
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●茗荷(みょうが)
茗荷を薄くスライスして、一緒に食べます。大葉と同じ効果で香りが強いので、味に変化がつき飽きません。
無塩のカレー粉で一番有名なのは、エスビーさんの赤缶。
私が普段使うこちらは、蓋が回すタイプでしっかり閉まり、こぼれにくいのが気に入ってます。
是非お試しください ^ ^
塩鯖の塩分濃度が高くても「塩抜き」を知ってると安心
塩鯖の塩分濃度は、半身で2.8gとなり、とても高いことがわかりましたね。
要は、量を食べ過ぎなければ大丈夫なので、いつも半身を1/2に切ったものを食べていれば、1/3にするなど工夫すればOKです!
塩分濃度を気にせずいつもの量を食べたい方は、断然「塩抜き」がおすすめ♪
減塩の方法が1つだとツライとか苦しいと感じることも、逃げ道を知っていると楽になったりします。
塩抜き(呼び塩・迎え塩)の方法をおさらいしますね!
❶1~1.5%の塩水を作る
❷塩鯖を4、5時間つける
※水200mlならば、塩は2g~3gでOK。
浸けておくだけなので簡単♪
また、塩分を抜いた塩鯖が物足りなくても、ご紹介した薬味を上手に使えばとても美味しく食べられます。
いつもの食卓で、美味しく減塩する方法も是非試してみてくださいね♪