オクラは、味噌汁に入れると夏バテ防止になるんです!
そんな視点で、オクラに是非注目してみてください。
夏バテは食欲さえも奪ってしまいますよね。そんな時、こってりとしたものよりも、さっぱりと食べられるものが重宝されますよね。
オクラは生で食べても、火を通して食べても美味しい!夏にたくさん食べたい野菜です。
今回はそんなオクラを味噌汁に入れることで、どうして夏バテ防止になるのか?
さらには、オクラと驚くほど合う具材や、オクラを使った味噌汁の絶品レシピをご紹介します!
オクラの味噌汁を夏バテに飲むといいってホント?
夏に旬を迎えるオクラの最大の特徴は、ネバネバ成分です。ネバネバ成分は胃や腸にはたらきかけ、保護してくれます。
味噌は大豆イソフラボンなどたくさんの栄養素が摂取できますが、なにより発酵食品なので、善玉菌が多く含まれており腸内を整えるはたらきがあります。
夏は冷たいものをたくさん食べたり、ゴクゴク一気に飲んだりして、胃腸のはたらきが悪くなったりしますよね。
食欲が出なくて食べられない時ありませんか?
そんな弱った胃や腸を助けてくれるので、まさにオクラの味噌汁は夏に最適な料理なんですよ。
さらに、汗をたくさんかくことで不足しがちな塩分と水分が両方取れるので、夏バテを防止してくれるのです。
また、オクラを茹でることで水分中に逃げてしまった栄養も、味噌汁なら一緒に飲めますよね。
夏は冷房などで意外と体が冷えやすい時期でもあります。温かい味噌汁を飲むことで、体が冷えすぎることや、冷えすぎによる体調の悪化を防いでくれます。
オクラの味噌汁に最適なのはこの具材!
「オクラの味噌汁が夏バテ防止になる」とお分かりいただけたところで、一緒に入れるとより味噌汁がおいしくなる具材を紹介します。
味噌汁の定番具材の豆腐。オクラとも喧嘩せず相性バッチリです。
・なめこ
ヌルヌルとした食感が、オクラのネバネバと合わさりつるりと飲む事が出来ます。
・えのき
火を通すと少しヌルっとした食感となるので、オクラのネバネバと良く合いま
。
・大根
こちらも定番の具材。オクラと合わせる時のおすすめは赤だしの味噌汁です。
・長芋
シャキシャキした食感がいつもとひと味違うお味噌汁にしてくれます。
・ワカメ
ワカメは煮込まずに、後から盛り付けると歯ごたえが出ます。
・納豆
納豆をしっかり煮込むと、トロトロになりおいしいです。付属の醤油とからしはお好みで。私が納豆を味噌汁に入れる時は醤油だけ混ぜています。
・油揚げ
味噌汁の定番具材。入れるとボリュームが出ます。
・たまねぎ
たまねぎをしっかりとトロトロになるまで煮込んでからオクラを入れるとおいしいです。
・あさりオクラは香りが強くはない野菜なので、アサリの出汁とも意外と合います。
・卵
味噌汁にはかきたまが定番ですが、そのまま割り落して半熟で食べてもおいしいです。
・素麺
素麺を使い切りたい時や、食べ応えのある味噌汁にしたい時はぴったりです。
このようにオクラの味噌汁には、オクラと同じくネバネバとした食感の具材が良く合います。
面倒な味噌を量る手間なし!このマドラーがあると味噌汁作りが超簡単になります。
その他にも味噌汁の定番具材である豆腐や油揚げ、大根とも喧嘩せず一緒においしく食べられます。
オクラは味噌汁に入れても癖のない味なので、ご紹介した具材以外にも色々試してみて、自分がお気に入りの組み合わせを見つけてみてください。
オクラの下処理は絶対やるべき?
オクラに生えている細かい産毛は、処理をせず食べても大丈夫です。
下処理をしたほうが色が鮮やかになりますが、取らなかったからといって栄養価が変わるわけでも、体に害があるわけでもないんです。
産毛を取るメリットは、口当たりが良くなることで和食の基本なんですが、特に産毛が気にならない方はそのまま調理しても大丈夫です。
野菜の下ごしらえや味噌汁にはこの鍋が便利です。蓋をずらせば、蓋をしたままお玉を入れっぱなしに出来るので、お玉置き場が必要ないです。
私の体験談はこちらです。
https://remimari.com/archives/650
オクラの味噌汁・話題の絶品レシピ5選
是非夏に飲んでほしい、オクラの味噌汁絶品レシピをご紹介します。
・長芋とオクラの冷製みそ汁
液体状の味噌を使うので、火を使わなくても味噌を溶かす事ができます。
暑い日でもサラサラと飲むことができそうですね!
・なめことオクラのトロトロお味噌汁
なめこのぬめりとオクラのネバネバが合わさって、汁にとろみが出ます。
汁にとろみがつくことで、いつもと同じ量の味噌を入れると少ししょっぱく感じる場合があります。味噌を入れる時は気持ち少なめにしてみるといいかもしれません。
・オクラたっぷりトロトロお味噌汁。
たっぷりのオクラと味噌汁の具定番のお豆腐が入った味噌汁です。
朝ご飯にも、夜ご飯にも飲みたい一品ですね。
・お麩とオクラの味噌汁
お麩は味噌汁に入れるとふわふわになっておいしいので、おすすめの具材のひとつです。
でも入れ過ぎると水分を吸って大きくなり、お鍋がお麩でいっぱいになってしまうので入れる量には気を付けましょう。
・オクラとトマトのふわたまみそ汁
お味噌汁にトマト?と思うかもしれませんが、これが意外と合うんです。
トマトの酸味とオクラのネバネバで、夏に食べたいさっぱりとした味の味噌汁になります。
オクラもトマトも火を通さずに食べられる食材なので、味噌汁に入れる時はあまり煮込み過ぎず、トマトは形が残るくらいに火が通るようにすると良いです。
いかがでしたか?定番の具材からちょっと意外な具材まで、オクラは案外色々な味噌汁に化けるんです。
味噌汁を毎日作っていると、具材がいつも同じになってしまいがちなんですよね。そんな時は、いつも入れない具材を入れてみて新しい味の味噌汁を開拓してみるましょう。
オクラの味噌汁は夏積極的に飲みたい!水分と塩分補給にも
オクラの味噌汁を飲むことで、夏バテ防止になります。
外国産など一年中出回っているオクラですが、特に旬の時期は栄養満点です。
味噌汁にしていただくことで、夏に不足しがちな水分や塩分を一緒に取ることもできますし、オクラのネバネバが胃腸のはらきをサポートして、夏バテで弱った体を助けてくれます。
味噌汁はオクラだけで作ってもおいしいですし、他の具材と合わせてみても絶品です。
また、オクラは火を通さずに食べられる食材なので、味噌汁を作る時に火を使う時間も短く済み、台所の温度が上がるのも少しは防げます。
この夏はオクラの味噌汁を飲んで、夏バテを撃退しましょう!