味噌汁に入れる豆腐は、木綿か絹かどっちがいいのでしょうか。
また、作り置きに向いているのは?選び方とさらに美味しくなるコツもまとめました。
木綿と絹は特性が違います。
木綿は水分をぎゅっと抑えて作ってあるため、噛みごたえがあるのが特徴。
絹は水分を多く含み、プルプルとした食感が特徴です。
それぞれの豆腐の特性を活かすのが大事なのです。
「味噌汁に合う具」や「味噌汁に合う豆腐の切り方」、「味噌汁に豆腐を入れるタイミング」についてもまとめましたので、是非ご覧ください。
味噌汁に合う豆腐は【具の種類に合わせて使う】のがいい
味噌汁に入れる豆腐は木綿か絹か、どっちがいいのでしょうか?
答えはどっちでも良く、【味噌汁の具の種類にあわせて使うのがいい】です。
今まで、「スーパーで安かったから」とか、「なんとなく気分で」という方もいたと思います。
どっちを入れなきゃ絶対にだめということではないですが、知っておくと得することがあります。
木綿・絹それぞれの味噌汁に合う具
味噌汁に合う具を、木綿豆腐、絹豆腐、それぞれご紹介します。
木綿豆腐
木綿豆腐は水分をぎゅっと抑えて作られているので、歯ごたえとボリュームがあります。
食べ応えのある根菜類がとても良く合います。
■人参
■牛蒡
■蓮根
■かぶ
■じゃがいも
■薩摩芋
■里芋
根菜類をはじめ、噛みごたえがしっかりしている食材が合います。
絹ごし豆腐
絹ごし豆腐は水分をたっぷり含ませ作られているので、つるんとした食感が特徴です。
食感が近い食材を組み合わせると、よく合います。
■長ねぎ
■えのき
■しめじ
■椎茸
■なめこ
これらは、火が通ると食感が絹ごし豆腐とよく似ているものです。
合わせてみてくださいね。
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味噌汁に合う豆腐の切り方
味噌汁に合う豆腐の切り方を、木綿豆腐、絹ごし豆腐、包丁での切り方、それぞれご紹介します。
木綿豆腐
- 少し大きめに切って存在感を出す
- 手でそっとちぎる
根菜類や噛み応えがある食材と合うので、存在感を出しましょう。
手でちぎる方法は、断面がデコボコになり味がよく染みます。豚汁におすすめ。
絹ごし豆腐に比べ、箸で持っても崩れませんので、大き目でも大丈夫です。
絹ごし豆腐
- 小さ目の一口サイズに切る
食材に馴染むような、小さ目にの一口サイズに切るのがおすすめ。
木綿豆腐に比べ、とても柔らかいので、箸で持っても崩れない大きさが目安になります。
包丁でどう切るか?
手のひらで切る方法は、昔からありますが、危ないので無理することはありません。
①まな板の上に豆腐を置き、横から包丁を入れ、横半分に切る。
②縦に包丁を入れさいの目切りにする。(好みの大きさで)
③跳ねると危ないので慎重に鍋に入れる。
この手順で大丈夫です。
味噌汁の豆腐を入れるタイミングは【味噌を溶き入れる直前】
味噌汁の豆腐を入れるタイミングは、味噌を入れる直前がいいです。
水分をしっかり出す冷奴と違い、どちらの豆腐も水分を含んだままいただいた方が美味しいです。
あまり煮すぎると、水分が抜けて固くなったりして、食感が損なわれます。
①豆腐以外の具を、だし汁で柔らかくなるまで煮る。
②豆腐を入れて、再沸騰する手前で火を止めて味噌を溶き入れる。
この手順でOKです。
味噌を量るのが面倒に感じる方は、これを使うといつも同じ濃度にできます。
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味噌汁の豆腐が煮崩れないコツは【沸騰させないこと】
豆腐が煮崩れないコツは、沸騰させないことです。
鍋の中でグラグラと沸騰させ、煮込んでしまうと、煮崩れてしまいますので気をつけてください。
この鍋は注ぎ口があり、味噌汁のキレが抜群です。私は毎日この鍋で味噌汁を作るほどお気に入りです。
味噌汁の作り置きには【木綿豆腐】の方が向いている
味噌汁の作り置きには、木綿豆腐が向いています。
というのは、味が染みた時に美味しいのが木綿豆腐だからです。
ちなみに、絹ごし豆腐は、作ってから時間が経ったものは食感が変わり、美味しくありません。
味噌汁を夜ごはん用にたっぷり作って、翌日の朝ごはんにも出す時ありませんか?
そんな時は、木綿豆腐で是非お試しくださいね。
味噌汁の保存日数や日持ちする具材は、こちらにまとめました♪
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知っておくと得!味噌汁をもっと美味しくいただこう
味噌汁の豆腐について、真剣に考えたことない方も多いと思います。
料理に使った、余った豆腐を入れることもあると思いますし、それでも良いのです。
しかし、ここまで書いたことを知っておくと、今までよりもっと美味しく味噌汁を頂けます。
味噌汁と言えば、夏の余ったそうめんを入れる味噌汁のレシピもあるので、食卓に変化を付けたい時は、こちらもお試しくださいね。
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なんとなく作っていた味噌汁かもしれませんが、豆腐の種類を使い分けて、一杯の味噌汁を、大切に作ってみてくださいね。
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