おにぎりを前日に作ると常温保存で何時間もつでしょうか。
翌朝食べたい時やお弁当に入れたい時など、前日に作り置きすれば時短できますよね。
ただ、前日に作り置きするにも、気をつけるべきことがあります。
私は毎日朝、おにぎりを2個作りますが、何度も作ってわかったことをシェアします。
おにぎりに最適な保存方法や、傷みにくい具や、傷みにくいご飯の炊き方、作り方もお伝えしますね。
おにぎりを前日作ると常温保存で何時間もつ?
おにぎりを前日に作った場合、常温保存でもつ時間は8時間程度です。
しかもこれは、季節が限られます。夏や梅雨時期は絶対に避けてください。春や秋の暖かい日もやめましょう。
冬なら常温保存できます。ただし、暖房がついてない場合です。
前日に翌朝食べる分を作りたいのであれば、なるべく遅い時間に作った方がいいです。お弁当に入れたいと考える人には、おすすめしません。
「手作りのおにぎりはあまり美味しくないんだ~。」という人は、美味しく作るコツがあります。こちらの記事も合わせてお読みください。
おにぎりを前日に作ったら冷蔵保存や冷凍保存がおすすめ
おにぎりを前日に作ったら、常温保存よりは冷蔵保存や冷凍保存がおすすめです。
例えば、春や秋など人にとっては適温だとしても、食べ物にとっては雑菌が繁殖する絶好の温度と湿度だったりします。
中途半端な温度と湿度は雑菌の大好物!
湿度に関しては、ぎゅっと握ってラップをしてあるからです。
迷ったら、まず冷蔵保存か冷凍保存にしましょう。
保存出来る時間は次の通りです。
■冷凍保存・・3週間程度
おにぎりを翌朝食べる場合は、なるべく前日の夜など遅い時間に作ることですね。お弁当に入れたい場合は、冷凍保存して、朝レンジで温めましょう。
レンジで温めた後は、完全に冷ましてから持って行くのが、傷まないコツです。
海苔は冷凍する時には付けないで、レンジで温めて冷ました後付けた方が、べちゃっとしなくて美味しい♪
冷凍したまま持って行くなど、自然解凍だけはやめましょう。食感がパサパサで変になり、おいしくありません。
おにぎりが傷みにくい作り方・ご飯の炊き方
常温保存でも、冷蔵保存や冷凍保存でも、おにぎりができるだけ傷まない方がいいですよね。
ラップを使った傷みにくい作り方をお伝えします。
❶ラップを広げて置き、ごはんを置く場所に塩を振っておく。
❷ご飯を置いて、具を全体に広げて乗せる。
❸上にご飯をかぶせるように乗せ、塩をふる。
❹ラップごと持ち直接触らないで、形を整えながら握る。
※作り置きなどの場合は、海苔は後付けにした方が傷みません。
※具を中心だけに置くより広げて置いた方が、どこを食べても美味しいです。
最後まで素手で触らないのがポイント!
また、ご飯を炊く時に、梅干しや生姜や酢を入れて炊くと、傷みにくいご飯になります。
ご飯3合に梅干しなら2個、生姜スライスなら5枚、酢なら小さじ2程度をそれぞれ目安にしてください。
たくさん入れないので、味はさほど変わりません。ご安心ください。
おにぎりが一気に6個作れる型があります。これを使って超時短出来ますし、量らなくても同じサイズです!是非お試しください。
おにぎりが傷みにくい具材・傷みやすい具材
おにぎりを作るなら、具材にも気をつけたいところです。
おにぎりが傷みにくい具材と、傷みやすい具材があるのでご紹介しますね。
【おにぎりが傷みにくい具材】
おにぎりが傷みにくい具材はこちらです。
・ゆかり
・鮭フレーク
・焼き塩鮭
・おにぎり用昆布
・塩昆布
・そぼろ
ポイントは、塩分がしっかりあるかということです。
梅干しは定番で人気の具材♪
焼き鮭も、塩分がしっかりあるものが、傷みにくいんです。お肉が好きな人は、濃い味付けにしたそぼろもおすすめです。
具をしっかり詰めた後に、全体に塩を多めにまぶせば完璧♪
おにぎりに最適な梅干しがあります♪大粒の南高梅でA級特選品!
主婦や料理家の間で美味しい!と評判です。
パッケージがモダンでおしゃれなので、贈り物にも人気がありますよ。
【おにぎりが傷みやすい具】
おにぎりが傷みやすい具材はこちらです。
・明太子
・たらこ
・いくら
・チーズ
・炊き込みご飯
マヨネーズや、生ものは傷みやすいんです。
明太子やたらこはとても美味しいですが、作り置きする時や、長時間食べない場合は向いてません。
炊き込みご飯は食材を入れて調理してあるので、実は傷みやすいんです。チーズもおにぎりの具として人気ですが、避けてくださいね。
おにぎりの作り置きは常温より冷蔵や冷凍が適切!温度と湿度に注意
おにぎりを作り置きするなら、できれば常温は避けた方が良いです。
私も作り置きをする時があるんですが、冬でも必ず冷蔵庫に入れますよ。
家族に何かあってからじゃ遅いからね!
本当に時間のない方は、お休みの日にまとめてたくさん作り置きして、海苔を巻かない状態で冷凍するのが一番良いですね。
ラップして冷凍する前にこちらをシュッと吹きかけるのも傷まない方法です。食品にも安心して使えますし、吹きかけるだけで一番手軽です。
料理のプロも愛用しています。
朝作った方がおいしいに決まってるけど、忙しくて家事に時間がとれない人や、小さいお子さんがいる人は、どうしても朝作れない場合がありますよね。
自分ができる仕事って限界があると思うのです。完璧な美味しさにこだわらないで、ある程度妥協すると家事もこなしやすくなりますよ。
少しでも、毎日の家事が楽になりますように、お役に立てると嬉しいです。