豚汁の栄養が最強って本当?見落としがちな注意点と足して絶品になる食材

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料理・食材のきほん

豚汁の栄養が最強と言われるのはなぜでしょうか?

豚汁と聞くと、老若男女問わず誰もが好きな料理で、人気があることはわかります。

栄養がどう最強なのか、また、食べ方や注意点についても、栄養士の視点で解説していきます。

豚汁の栄養が最強って本当?

豚汁の栄養が最強と言われる理由は、具材の豊富さにあります。要は、たくさんの具材を使うから、たくさんの栄養が摂れるということですね。

さらに味噌は、今話題の発酵食品でもあります。

わたし
わたし

発酵食品は微生物のはたらきが注目されています!

その中でも特に豚肉は、疲労回復が望めます。

豚肉のビタミンB1は代謝を助け、疲労回復が期待できます。ビタミンB6はアミノ酸を使い血液や筋肉を作ります。

このあたりが、運動強度が高く、たんぱく質をたくさん摂取したい男性にも人気がある秘密です。

たくさん食べればいい訳ではない!注意点にも注目

豚汁は、確かに栄養たっぷりで最強です。しかし注意点もあります。

塩分の取りすぎに気をつけてください。

というのは、豚汁は味噌を濃い目に味付けする料理なので、美味しいからと何杯も食べると塩分の取りすぎになります。

塩分を摂りすぎると、血管や心臓に負担がかかり、動脈硬化などを引き起こす可能性が高まります。普段から気をつけたいですね。

私は栄養士の視点でも、主婦の視点でも、主人に作る時は濃い目にしますが、他の料理は味付けを薄くしたり、献立のバランスをとるようにしています。

「最強」と言うと、とにかくたくさん食べればいい!というニュアンスにも聞こえますが、なんでも食べすぎはよくありません。

そこだけ気をつけてくださいね!

豚汁に使いたい食材と気になる栄養素

豚汁に入れて美味しい食材と、栄養素をご紹介します。

■人参
緑黄色野菜であり、βカロテンが豊富です。老化防止に役立ち、免疫力を上げることも期待できます。カリウムは体内の塩分の調整をしてくれます。

■大根
大根は加熱すると、酵素などは失われてしまい、主な成分は水分となります。
■ごぼう
ごぼうは食物繊維が豊富で、水溶性と不溶性の食物繊維がバランスよく含まれているのがすごいところです。便秘の解消には片方でもダメで、両方がバランスよく必要だと言われています。

■長ねぎ
長ねぎには硫化アリルという辛み成分が含まれています。体を温めたり血行をよくする働きがあり、体調不良の時にも最適と言われています。カリウムも多く含まれ、塩分を体の外に排出する助けになってくれます。

■れんこん
ビタミンCが豊富なので、疲労回復が期待でき、お肌にも良いです。タンニンは老化防止や胃腸を助けるはたらきがあります。

■じゃがいも
ビタミンCやカリウムが豊富です。じゃがいものビタミンCは料理中に分解しにくい特徴があり、効率的に摂取できます。老化を防止してくれます。カリウムは余分な塩分のを体から出す役割をしてくれます。

根菜類はカリウムが多く含まれていたり、食物繊維も豊富です。

食物繊維は水溶性と不溶性のバランスが良い食材は限られていますので、とても貴重。ごぼうなどは積極的に食べたいですよね。

大根だけは、加熱するとほとんど栄養がなくなってしまいますが、おつゆのしみた大根はとても美味しいですよね。

しっかり煮込んで、食材のうまみエキスが抽出されたおつゆは、絶品。それぞれの野菜の良い所を少しずついただけるので、贅沢な料理だと思います。

豚汁にちょい足しで絶品になる食べ方

豚汁にちょい足しで絶品!さらに栄養価がアップする食べ方があります!

風味もアップして美味しくなりますよ♪

すりおろし生姜

豚汁をよそった後、生姜を摩り下ろして、お椀に入れ混ぜましょう。

生姜は温めると血行促進するはたらきがあり、代謝が良くなり体がポカポカしてきます。

香りが立つので食欲もアップします。体調不良の時にももってこいです。

生姜をすりおろす時は、スプーンが便利!すりおろした後は、スプーンごとお椀に入れて混ぜて仕上げます。

すりおろしにんにく

にんにくの辛み成分は、疲労回復を助け、血行が良くなることが期待できる成分です。

今日は特に疲れたな~という時や、元気を出したい時。食欲がない時もおすすめです。

また、独特の香りは、これだけでご飯がすすむ!とファンも多く、豚汁に入れると立派なおかずになります。

こちらはチューブなのに本格的♪スーパーの物より風味が別格で、嫌な後味が残らないと評判です。

きざみ長ねぎ

長ねぎを薄く刻むか、みじん切りにして生でお椀にトッピングします。

長ねぎの辛み成分は、刻むことでたくさん増えます。

疲労回復や体の凝りに役立ち、消化を助ける働きをするので、お好きな方はたっぷりトッピングしてもいいでしょう。

食べる直前に刻むことがポイントです。

これこそ最強!栄養抜群の豚汁レシピ

特に栄養豊富な、豚汁のレシピを二つ紹介します。

調理が難しくないので、是非お試しください。

 

■酒粕入りの具だくさん豚汁

酒粕入りの具だくさん豚汁
寒くなってきた季節に、ほっこり温まる酒粕入りの豚汁です。 健康にも美容にも良いとされる酒粕をプラスして、体ポカポカ、お肌もキレイに♪ 粕汁ほど酒粕は入れず、味噌を引き立たせるのがポイントです♪ 厚揚げや里芋も入り、具だくさんで腹持ちのよい

酒粕は食物繊維が豊富で、美肌にいい成分がたくさん含まれています。溶かすだけで手間もいらないので、調理が簡単です。

■キムチ豚汁

キムチ豚汁レシピ・作り方 - E・レシピ
豚キムチのような具材のみそ汁。キムチはよく煮込んでトロトロ食感に仕上げます。キムチ豚汁/森岡 恵のレシピ。のレシピです。

発酵食品でもあるキムチは免疫力アップが期待できます。ガツンとにんにくが香って、これとごはんやおにぎりだけでも満足できる豚汁です。

 

味噌汁や豚汁作りが時短になる便利グッズや家電があり、忙しい主婦や主夫の味方です。

こちらも是非チェックしてみてくださいね。

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豚汁は最強の料理だけど「塩分」だけは気をつけよう

豚汁がなぜ「最強」なのか、分かっていただけたかと思います。

具だくさんにするのも良いですし、発酵食品や薬味を組み合わせて調理してもいいですよね。

バリエーションが豊富で、体調に合わせて試せるのが、豚汁が「最強」と言われる理由でもあると感じます。

塩分にだけは気をつけて、ご自分の好みの豚汁を作ってみてくださいね!!

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