さやいんげんの筋を食べれるってホントでしょうか?
さやいんげんは、長いまま調理すると見栄えがしますよね!
でも、せっかく煮物や炒め物にしたのに、食べてみたら筋が口の中に残って気持ち悪い~!ということありませんか?
実は、筋があるもの、ないものがあったり、筋が気にならない切り方もあります。
さやいんげんの筋は食べれるのか?筋のある・ない見分け方、筋が気にならないレシピまでお伝えします。
さやいんげんとは?いんげん豆との違いを解説!
さやいんげん
とは、写真のように「緑色のサヤ」のことを言います。まだ、中の種子が小さなうちに、食べられる物の事を言います。
「さやいんげん」より「いんげん」と呼ぶ人が多いですよね!
いんげん豆とは、「豆」です。
白や、赤茶色や、まだら模様など様々な種類があり、大福豆、金時豆、虎豆などがあります。スープにしたり、甘く煮る料理をよく見かけます。
さやいんげんと、いんげん豆は全く品種が違います。豆の研究・調査をされている、公益財団法人日本豆類協会ホームページで、そのように報告があります。
いんげんまめの未熟の莢を野菜として利用する「さやいんげん」は、完熟種子を乾燥豆として利用する上記のいんげんまめとは品種が異なります。
調理法も全く違うので、気をつけてくださいね。
さやいんげんの筋を食べれる噂はホント?
さやいんげんの筋は、毒ではないので食べられるのです。口の中に残るので、食べづらいということですね。
最近のさやいんげんの種類は、筋がない物がほとんどです。何年も前は、「筋なしいんげん」とわざわざ書いて売っていましたが、今は見かけず、筋なしが主流です。
食べやすいように品種改良されたのでは?と推測します。
しかし、ときどき筋が太くて嚙み切れないものに当たることがあります。
そういうものは、筋を取って料理した方が食べやすいですが、1cmのコロコロの長さに切って使うと気になりならないので食べられます。
スープに入れたり、ひき肉と炒めてごはんにかける料理がおすすめです。
このドライカレーは夫も大好物で絶品!名店の味がおうちでも楽しめます。ここに小さく切ったいんげんをトッピングすると栄養価アップ。
時間がない時のとっておきのレトルトです。
さやいんげんの筋の取り方と「筋あり・なし」見分け方
さやいんげんの筋の取り方と「あり・なし」の見分け方をお伝えします!
切らずに長いまま使う料理は、筋が口に残りやすいです。必ずチェックして、筋を取ってから料理しましょう。
②筋がくっついてこなかった。また、半分もいかないうちに筋が切れたら、それは筋なしいんげん。一番下まで筋がくっついてきたら筋ありいんげんです。
③ここから全て筋を取るには、もう片側の筋に爪をひっかけて、上から下に引っ張るだけです。その時、おしりのヒゲも、ポキっと折ってしまいましょう。※写真はおしりのヒゲです。
さやいんげんの筋が気にならないレシピ
さやいんげんの、筋がある・なしを確認するのも面倒!時間がない!という人もいると思います。
小さく切れば、筋があっても気にならず食べられるんです♪こちらのレシピはどれも小さく切るレシピばかりです。お試しください。
■コロコロいんげんとベーコンの小さなおかず
オリーブオイルとガーリックパウダーを使う洋風おかず。ご飯に合うのでふりかけ感覚で食べられます。
■じゃがいもといんげんのサラダ
じゃがいものホクホクと一緒に、いんげんをさっぱり食べられます。ハンバーグやお肉料理の付け合わせにも。
■大根といんげんのドライカレー
野菜は3つだけ!いんげんの彩がきれいで食欲をそそります。じゃがいもが入ってないのでカロリーが低くヘルシーなカレーです。
■いんげんのかきたまスープ
おろし生姜とごま油が決め手のスープ。火の通りも早く、時短でさっと作れる1品です。
■いんげんの豆乳ポタージュ
いんげんはレンジで。他の野菜は炒めて、ミキサーで一発。おしゃれなのに、とても簡単に出来る1品です。
https://marisol.hpplus.jp/article/11574
知ってお得な裏技紹介!
さやいんげんを1cmに切って、冷凍しておけばいつでも使えて便利です。下茹でも不要です。
生の状態でコロコロに切ってジッパー付きバッグに入れて、平らにして冷凍するだけ。(平らにするのは、冷凍後ほぐしやすい為。)
火の通りも早いので、時短になります。我が家でも度々ストックしていますよ~♪
お手頃価格なのに機能性が抜群なのは、このジッパー付きバッグです!
さやいんげんの筋は小さく切って料理すれば気にならない
さやいんげんの筋は、食べられるのです♪
最近は筋なしのものが多いですし、筋があっても気にせず食べられるものも多いです。
時々、立派な筋が付いてるさやいんげんに当たりますが、先ほどご紹介した方法で、ある・ない確かめれば大丈夫!
もしあった場合でも、小さく切って料理するレシピなら、気にせず食べられます。時間があって出来る人は、筋を取って料理してくださいね♪
さやいんげんは緑黄色野菜でビタミンが豊富ですし、彩が綺麗なので見栄えします。積極的に使いたい野菜の1つです。
冷凍技も利用して、毎日の食卓に手軽に取り入れてくださいね!