れんこんの穴の中の【泥】の洗い方はご存じですか?
主婦で栄養士、元デパ地下の野菜販売員の私の経験から、泥の洗い方やれんこんの保存方法までお伝えします!
れんこんのおすすめレシピもありますので、どうぞご覧くださいませ。
れんこんの中の【泥】の洗い方
れんこんの穴の中の【泥】を落とす洗い方は、40℃くらいのお湯に20分程度浸けておきます。
れんこんは丸い節で買うと思いますが、料理の方法に合わせて切って、ざっと洗ったら、お湯に20分程度浸けます。
ボウルの中で振り洗いすれば完璧です。
お湯でふやけるのと、しばらく漬けることで【泥】が格段に落ちやすくなります。
よく皆さんが洗い方がわからない、穴の中の泥が落ちない、というのは、「浸けない」からだと思われます。すぐに洗い流したくなってしまうのですよね。
そこをぐっとこらえて、他の野菜の下準備をしている間にお湯に漬けて放置しておきましょう。
その際、酢を入れて、一緒にあく抜きしてしまうのもおすすめです。
酢の量はお湯300mlに対して小さじ1でOKです。
野菜を漬けておく時や、食器を漬けておける、洗い桶が使いやすいと話題になっています。
http://remimari.com/archives/725
れんこんの中の泥が取れない時食べても大丈夫か
れんこんの泥が、上に書いた方法でも取れない時は、もう一度お湯に浸けるか綿棒などでこすりましょう。
泥付きのまま、決して食べてはいけません。
泥が落ちたのに中が茶色や黒い場合も、そこだけ切って、破棄しましょう。
調べると食べられると書いてある場合もありますが、判断が難しい場合は捨てた方がいいです。
腐ったれんこんは毒性が強いので、体になにかあったら大変です。
れんこんのあく抜き方法は【酢】を使用
上にも書きましたが、れんこんのあく抜き方法は、酢水に浸けます。
調理したい形に切ったら、水300mlに対して小さじ1の酢を混ぜて5分浸けます。
上に書いた方法ですと、お湯を使いますが同じ分量でOKです。
よくわからないと皆さんがおっしゃるのは、「酢の量」なんですよね。慣れれば、感覚でできるようになります。
料理初心者にも使いやすい、置ける計量スプーンは、調理台に置いて調味料を量れる優れもので、おすすめです。
れんこんの選び方
れんこんはスーパーで次のようなものを選びましょう。
・肉厚
・キズがない
・切り口が黒くない
・穴の中が黒ずんでない
見た目にふっくら丸く、肉厚で、表面に傷がないものが良いです。傷があるとそこから傷んでしまいますので、長くもちません。
切ってあり穴がはっきり見える場合は、切り口が黒いか見てください。
切ったばかりのものは白っぽいベージュの色をしています。黒い場合は切って数日たっており、鮮度が悪いので気をつけてくださいね。
穴の中も見ましょう。黒い場合は酸化が進んで古くなっている証拠です。
切ってあり穴が見えているものより、節で売っている物が日持ちします。
そして、洗ってあるものより、泥付きの方が日持ちします。
長くもたせたい場合は、泥付きで、節で売っている物を選びましょう。
冷蔵庫に保存してあったれんこんを消費したい時は、レンジでチップスにするのも美味しいです。
れんこんの冷蔵&冷凍の保存方法
れんこんが長くもつ保存方法は2種類あります。冷蔵、冷凍、それぞれまとめました。
冷蔵
泥付きれんこんも、洗いれんこんも、水で湿らせたキッチンペーパーや新聞紙でくるみます。
さらにジッパーバッグに入れ、空気を抜いてピタッと蓋を閉じて冷蔵庫で保存します。
切ってあり、穴が見えてる場合は、切り口にピタッとラップをして、上に書いたことと同様にジッパーバッグで保存します。
ちなみに、「節で買った泥付きれんこん」は、一番日持ちします。泥を落とさないで保存すると3週間保存可能です。
6月~9月頃出る「新れんこん」については、水分量が多く傷みやすいので、上に書いた方法であっても早めに食べ切るのがいいでしょう。
冷凍
冷凍する場合は、好みの切り方に切って、まずはあく抜きします。
固めに茹でた後、水分をキッチンペーパーでよく拭き取り、ジッパーバッグにいれて冷凍します。
冷凍すると繊維が壊れて、解凍した時に火が通りやすくなるので、固めに茹でるのがポイントです。
れんこんのおすすめレシピ4選
れんこんのおすすめレシピをご紹介します。簡単に作れて、美味しそうなものばかり集めました。
【豚肉とれんこんの甘辛ガーリック炒め】
フライパンでれんこんを焼き、豚バラとにんにくの芽を入れ、バター、醤油、にんにくチューブ、みりんを回し入れ絡めて、仕上げにブラックペッパーを振り完成。
スタミナ満点のご飯もお酒も進む1品です。
【れんこんと舞茸の柚子胡椒ポン酢炒め】
片栗粉をまぶしたれんこんをフライパンで炒めます。舞茸を加えてさらに炒めて、ポン酢と柚子胡椒を加えて炒めあげます。
さっとできる簡単で美味しいおつまみです。
【れんこん餅】
れんこんは皮をむいて摩り下ろします。片栗粉、塩、さくら海老を加えてまぜます。
ごま油をフライパンに熱し、生地を流し入れて焼きます。パクチーと白髪ねぎをのせ、酢醤油で食べます。
箸が止まらなくなりそうな1品です。
【サクサク食感!れんこんチーズ焼き】
あく抜きしたれんこんを、フライパンでオリーブオイルで焼き、一度取り出します。
チーズをフライパンに敷き、その上にれんこんを乗せ押します。チーズがカリカリになるまで焼いたら完成です。
香ばしいチーズでおつまみや、お子さんやも喜ばれそうです。
れんこんの皮をむく時に、私もつかっているこちらのピーラーは塗れている手でもグリップがきいて滑りやすく、よく切れて、料理初心者さんも使いやすいです。
れんこん泥付きを落とすのは簡単・長くもたせる保存方法も是非お試しを
れんこんの泥を落とす方法は案外簡単で、お湯に浸けるだけだったんですね。
みなさん早く洗いたいので、待てない人が多かったんです。
長くもたせる保存方法もコツがありますので、是非おためしくださいね!
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