麻婆豆腐をお弁当に入れても大丈夫か?気になりますよね。
結論として、麻婆豆腐はお弁当に入れて大丈夫です。夏の温かい時期などは、保冷剤を付ければ衛生面も安心です。ご安心くださいね。
栄養士の私が考えた「ベチャっとしない麻婆豆腐のレシピ」「ベチャっとしない3つのコツ」や「お弁当箱への詰め方」についてもまとめました。
どうぞご覧ください!
麻婆豆腐はお弁当に入れて大丈夫?
豆腐はお弁当に不向きだと考える方も多いですが、加熱すれば問題ありません。
加熱して水分がしっかり抜けていれば、時間が経っても水分が出てきにくいからです。
お湯で茹でたり、クツクツ煮込みましょう。
気をつけた方がいいのは、生の豆腐をお弁当に入れる事です。
必ず加熱すると覚えて置いてくださいね。
お弁当にベチャッとしない麻婆豆腐の【レシピ】
栄養士の私が考えた、お弁当に入れてもベチャッとしない、麻婆豆腐のレシピをご紹介します。
我が家の麻婆豆腐は男性にも喜ばれる、肉感がしっかりある、麻婆豆腐です。
▼肉感しっかり!我が家の麻婆豆腐▼
●木綿豆腐・・・400g
●豚ひき肉・・・230g
●にんにく・・・1片
●長ねぎ・・・1/2本
*
●豆板醤・・・適量
●サラダ油・・・大さじ1
●片栗粉・・・大さじ2
●水・・・大さじ2(水溶き片栗粉用)
●花椒(ホアジャオ)・・・少々
*
A▼ここから下▼
●酒・・・大さじ2
●醤油・・・大さじ1と1/2
●粉末鶏がらスープ・・・大さじ1/2
●甜麺醤(てんめんじゃん)・・・大さじ1と1/2
●水・・・300ml
※花椒(ホアジャオ)はあればでOK
❶フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、にんにくのみじん切りを入れて炒める。香りがしてきたら、豆板醤を適量入れ炒め、にんにくが茶色くなる手前まで炒める。
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❷豚ひき肉230gを入れてほぐしながら炒める。
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❸A・酒大さじ2、醤油大さじ1と1/2、粉末鶏がらスープ大さじ1/2、甜麺醤大さじ1と1/2、水300mlを入れて良く混ぜる。
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❹沸騰したら角切りにした木綿豆腐400gを入れる。再び沸騰したら粗みじん切りの長ねぎ1/2本も加えて、弱火にして3分煮る。
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❺火を止めて、水溶き片栗粉(片栗粉大さじ2+水大さじ2)を回し入れ、ぐるりと混ぜる。再び弱火にかけて沸騰させながら混ぜ、3分煮込む。
・
※食べるときに花椒(ホアジャオ)をかけると本格的な味に。
※鉄のフライパンをお使いの方は、サラダ油大さじ2にしてください。
※花椒(ホアジャオ)はスーパーのスパイスコーナーでお安く買えます。少々かけると本格的な味になるのでおすすめです!
※私はピリ辛なら食べられますが、こちらを10cm入れて丁度良かったです。ビンのものなど、小さじ1/2程度で良い場合がありますのでご注意を。
挽肉の代わりに大豆で作られたお肉を入れると、大きくカロリーオフできます。
植物性のたんぱく質を摂りたい方にも。
麻婆豆腐のお弁当が【べチャッとしない4つのコツ】
麻婆豆腐を丼でお弁当にする際、水っぽく、ベチャッとしないか気になりますよね。
以下の❹つのコツを守れば、お弁当に入れられます。
❷豆腐を煮込んで水分を出す
❸強めにとろみをつける
❹冷たい状態で乗せる
1つずつ説明いたしますね。
木綿豆腐を使う
絹豆腐よりも、木綿豆腐を使ってください。
製法の違いで、絹豆腐より木綿豆腐の方が水分が少ないです。ぎゅっと圧縮されて作られています。
より水分が少ない方を選んだ方が、麻婆豆腐になった後に水分が出てくるのを防げるからです。
是非、木綿豆腐を選んでくださいね。
豆腐を煮込んで水分を出す
豆腐を煮込むのがポイントです。
麻婆豆腐の作り方は、にんにくや挽肉を炒めた後に水を入れて、甜麺醤等で味付けして豆腐を煮ます。
最後に片栗粉でとろみをつけるのが基本です。
豆腐を煮るところで、クツクツと数分煮込むのがポイント。この時、沸騰したら弱火にして煮込みます。
この調理スプーン大さじ・小さじまで計量できて便利!洗い物がグッと減ります。
強めにとろみをつける
クツクツ煮込んだ後は、片栗粉でとろみをつけます。
その際、ちょっと強めにとろみをつけましょう。
調べたレシピ通り作ったら、さらっと水っぽい麻婆豆腐だったということはよくあります。
片栗粉と水は全く同じ分量の割合で混ぜ、水溶き片栗粉を作ります。
こちらを少しずつ入れて混ぜながら火にかけ、とろみを強くしてあげましょう。
普通のフライパンだと麻婆豆腐はこぼれやすいのですが、深型ならこぼれにくく、混ぜやすいです。
鉄素材だと長持ちで節約に。こちらを先日購入しましたが、軽くてくっつかず、とても使いやすいですよ。
冷たい状態で乗せる
晩ご飯に作った麻婆豆腐は、冷蔵庫にしまって保存しますよね。
翌日の朝は一度温めた後、冷やしてお弁当に入れましょう。
冷えて固まっている状態でご飯の上に乗せることで、ベチャっとしません。
なぜなら、片栗粉の性質上温めると水っぽくなり、冷たいと固まるからです。
ちなみに、ある程度冷めたら、冷蔵庫に入れると早く固まるのでおすすめです。
一度温めることで衛生的にも安心なので、レンジやフライパンを使って、温めた後に、冷やしてお弁当に入れてださいね。
麻婆豆腐のお弁当【おかずにする?丼にする?】
丼の方がおすすめです。
おかずとして入れることはできますが、想像できるように、固形ではないので、崩れやすいです。
おかずにして詰めるより、ご飯の上に乗せて麻婆豆腐丼にした方が、崩れにくいですよ。
私は、夫が弁当箱を斜めにしてもこぼれにくいように、いつも丼にして入れています。
麻婆豆腐のお弁当【詰める順番】
麻婆豆腐のお弁当を作る時は、その他のおかずから詰めた方がいいです。
ご飯→その他おかず→麻婆豆腐
の順番で詰めると、詰めやすいです。
想像が出来るかもしれませんが、麻婆豆腐は固形じゃないので、詰めにくいんですよね。
他のおかずの最後に詰めましょう。カレー用のスプーンで隙間を埋めるように詰めるのがおすすめです。
毎日のお弁当作りはたくさんバリエーションがあった方が飽きません。
大変なお弁当作りが超時短になり、新鮮なメニューに挑戦できる便利グッズもあります。
麻婆豆腐のお弁当は冷たくても美味しく食べられる!
麻婆豆腐のお弁当は冷たくても美味しいんですよ。
これは、夫と私で実験した結果です。
ここから夫婦の会話。
今日の麻婆豆腐弁当どうだった?
いや~今日の弁当はうまかった!
ほら、冷たいと食感が変わることあるでしょ。おかず系は特にザラザラしたり。そういうのはなかった?
食感も変わりないし、すごいうまかったよ!ごはんが進むし最高!
夫はお弁当を温めないで食べるのが好きです。
何回も麻婆豆腐弁当を作ったことがあるのですが、「美味しかった?」と聞いてもいつも「美味しかったよ」というのです。
本当かな?と思っていたので、ある日自分にもお弁当を作り、夫が食べる時間に合わせて食べてみました。
もちろん、温めないで食べますよ。
すると、案外美味しいのです。
あれ?思ったよりもずっと美味しい!冷たいままでもいける?!
おかず系は、冷めると食感がザラザラしたり、水っぽかったりするのですが。
食感も問題なく、全然水っぽくなく。美味しかったのです。
ちなみに、夫のお弁当を作ったのは朝の4時半。実際食べるのは、昼の12時でした。
当たり前かもしれませんが、夏の温かい時期などは保冷剤必須にしてくださいね。
便利なお弁当箱もご紹介します。
▼専用ケースと、ぴったり合う大きさの保冷剤が付いてきます。▼
▼蓋を凍らせて使う、弁当箱です。▼
愛用中のパッキン付きお弁当
現在使っているお弁当箱は、SKETERのアルミ弁当箱850ml。
SKETERと言えば、様々な種類のお弁当箱を販売していて有名です。
本当はステンレスのパッキン付き弁当箱を探していたんですが、主人のサイズだと7000円を超えることがわかり、断念しました。
雰囲気の似ているアルミ製で素敵な物を見つけたので決めました。
私は熱々のご飯を弁当箱に入れ、すぐに冷蔵庫に入れるんですが、冷めるのもとても早くて助かっています。
色もサイズも選べますし、ロックもかかります。
漏れないところが主人も気に入っているようだし、しばらくはこれを大事に使おうかなと思っています。
絶対に漏れない弁当箱が最高!
ちなみに、色は夫の好みで「ダークブルー」にしました。
このお弁当箱を使った感想も、ございます。
追加として、夏用に保冷剤付きのお弁当箱が便利なので、買うのを検討しています。またレビューで使った感想もお伝えしますね。
麻婆豆腐弁当で朝賢く時短しよう
お弁当の準備って結構大変です。麻婆豆腐はお弁当に入れて大丈夫なので、楽してくださいね!
ある時、晩ご飯にわざと麻婆豆腐を多めに作って、翌朝のお弁当にできたら楽だと気づきました。
一度試したところ、好評♪夫も麻婆豆腐弁当が好きなので、堂々とお弁当に入れるようになりました。
朝の時短にもなりますので、良いですよね。
ちょっとの工夫でお弁当に入れられる麻婆豆腐は作れます。
私のオリジナルレシピ、肉感のある麻婆豆腐も是非お試しください♪
毎日のお弁当のラインナップに、今日から麻婆豆腐弁当を入れちゃいましょう!
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